2019年2月9日土曜日

横谷宗珉のはなし。


またまたルーツの話なんですけどね。

最近落語にハマっておりまして、月1の頻度で何処かしらに聞きに行っています。
時間が許せば毎日でも行きたい寄席ですが、そこを許してしまうと仕事も出来ず、経済的にもやはり、現状は月1が限度でして。

で、つい先週行ったある落語の会で、初めて聴いたのが、「宗珉の滝」という話。

横谷宗珉という江戸時代の金工師の弟子の宗三郎の話なんですけどね。
うちの祖父は横谷宗舟といいまして、木彫刻師をしており、私は生まれた頃から木の香りのする工房で育ちました。(なのでアロマオイルはヒノキの使用率が高いのかしらね。)
曽祖父も代々その名前で、仏像とか、お寺さん、帝釈天の胴羽目彫刻なんかを作った人なのですが、私はその落語の話を初めて聴いて、いきなり自分の祖父の名前(職人名)と酷似した名前が噺家さんの口から何度も語られるわけですから、本当に驚いたのですよ。

自分のこっちのルーツも知らないなんてね。
まあ、はっきりした家系図もないし、その流派の端の端くらいなのではないかと。

で、キョンキョンの初ハンバーグ(喬太郎師匠のハンバーグができるまで)も聴けたし、ほこほこしながら帰りはたまたま目の見えない方と一緒に帰り、やはり視覚が遮断されると聴覚が敏感になるんですかねえ、いいなあ。と問いかけたら、よく言われるのですがそんなこともないんですよ、もともと落語は想像力の世界じゃないですか。と言われて、深く納得。














0 件のコメント:

コメントを投稿