2024年6月1日土曜日

【6月のお知らせ】活動報告と告知です

勤務先の公開講座、「世界の中心で、"個"を考える」を担当します。哲学、思想の先生との講座で、フィールドワークを含みます。きっと面白くなるでしょ。

2024年5月4日土曜日

5/25、尾道の古書店、ターゲブーフにて、トークイベントに参加します

 昨年末に出版された共著本『アートと人類学の共創ーー空き家・もの・こと・記憶』に関するトークイベントがあります。

本書では香川県高松市塩江町の空き家を巡って行われたプロジェクトをめぐる論考が、多数のヴィジュアルページと共に紹介されています。これまで高松、東京で出版記念トークをしてきましたが、5月は尾道にておこないます!

(予約はこちらから)https://forms.gle/AH2HgR2bGUYcLqdbA

 

[出版記念イベント in 尾道]

『アートと人類学の共創 空き家・もの・こと・記憶』出版記念トークイベント

登壇者

服部志帆(文化人類学者、天理大学国際学部准教授)

小野環(美術家、尾道市立大学美術学科教授)

横谷奈歩(美術家)

司会進行:関根慶(水声社) 

2024525() 18:0020:00(開場は17:30) 

【料金】500円+500円(1ドリンクオーダー)

【会場】古書ターゲブーフ

【住所】広島県尾道市十四日元町420

https://www.koshotagebuch.com

 

定員  20名程度

要予約  

https://forms.gle/AH2HgR2bGUYcLqdbA

 

書籍情報

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『アートと人類学の共創 空き家・もの・こと・記憶』


声なき声にかたちをあたえる

一軒の空き家に残された「もの」から、いかにして人びとの生を描き出し、歴史を語り継ぐことができるのか。人類学者とアーティストは、それぞれの立場からこの問いに向き合い、「もの」たちの声に耳をすます。写真、家具から柱、果てはつもった埃に至るまで、空き家をくまなく探索することで浮かび上がったのは、ひとつの空き家を軸にした、ある家族の生きざまと塩江町の人びとの繋がりだった。今はなき人びとの記憶を継承するために、アートと人類学に何ができるのか。分野の壁を超えた挑戦的なプロジェクトの軌跡。

服部志帆+小野環+横谷奈歩(編)

*判型:A5判上製

*頁数:312頁+カラー別丁64

*定価:4000円+税


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古書Tage Buch/ターゲブーフは、広島県尾道市の古本屋兼酒屋です。

海外文学や洋書美術書、文化、博物学を中心にジャンル問わず和書・洋書・紙モノを取り扱っております。

2023年よりワインの販売も開始しました。

店頭買取、宅配買取も承っておりますので、不要になった本がありましたらぜひご相談ください。

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古書Tage Buch/ターゲブーフ

広島県尾道市十四日元町420

平日17:0022:00

土日祝日12:0018:00

定休日:木曜日

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公式ホームページ

https://www.koshotagebuch.com/

オンラインショップ

https://tagebuch.stores.jp/

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講師略歴

服部志帆(はっとりしほ)

天理大学国際学部准教授。京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科一貫制博士課程修了。博士(地域研究)。専門は、生態人類学、アフリカ地域研究、民族植物学。主な著書に、『森と人の共存への挑戦――カメルーンの熱帯雨林保護と狩猟採集民の生活・文化の両立に関する研究』(松香堂書店、2012年)、『霊長類学者川村俊蔵のフィールドノート――一九五〇年代屋久島の猟師と後継者たち』(編著、南方新社、2021年)などが、訳書に、『アフリカの森の女たち――文化・進化・発達の人類学』(共訳、春風社、2020年)がある。

 

小野環(おのたまき)

美術家。尾道市立大学美術学科教授、AIR Onomichi 代表、NPO法人尾道空き家再生プロジェクト副代表理事。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻修了。修士(美術)。主な展覧会に、「VOCA展」(上野の森美術館、2004)、「複数形の世界にはじまりに」(東京都美術館、2018)、「ONLY CONNECT OSAKA」(クリエイティブセンター大阪、2019)、「Re-edit 再編」(光明寺會舘、2021)などが、展覧会企画に「ニューランドスカップ シュシ・スライマン」展(尾道市立美術館、2023)などがある。小林和作賞(2016)、第二十四回岡本太郎現代芸術賞特別賞(2021)受賞。

 

横谷奈歩(よこやなほ)

美術家。九州大学大学院芸術工学府助教。東京芸術大学大学院美術研究科後期博士課程修了。博士(美術)。文化庁新進芸術家海外研修制度二年派遣研修員(2009-2011)。主なプロジェクトに、「高橋家にまつわる物語」、「星劇団再演プロジェクト」(2013~現在/ AIR Onomichi)、「剥離と忘却と」(世界考古学会議との共催企画、ヴォイスギャラリー、2016)、「アートとサイエンスのあいだ」(ナポリ科学博物館、2012 IRFAK OASIS,Burkina Faso2014)、「芸術と考古学――春休みの遺跡」(杉沢遺跡・伊吹山文化資料館、20172019)などがある。




 

 

2024年4月2日火曜日

桜が咲いたよ

福岡も桜が満開でうっとり。職場の裏とアトリエ(研究室)から見た桜です。

あとマメちゃん。





あっというまに4月ですが、3/1から、九州大学大学院芸術工学府の助教という要素が増えました。これから福岡住まいが長くなりそうです。東京には娘(マメちゃん)がいるので単身赴任ですが、相変わらずの生活をするので、今後ともよろしくお願いいたします。

2024年2月18日日曜日

2/16 神保町ブックセンター 出版記念トークイベント終わりました!

 2/16に行われた、神保町ブックセンター ラウンジトーク シリーズ Vol.1 

『アートと人類学の共創―空き家・もの・こと・記憶―』出版記念トークイベントは無事終了しました。https://jimbocho-laungetalkv1.peatix.com/view

たくさんのお客様が来てくださり時間が足りないくらいで、会場のみなさんとももっと対話したかった〜、でも楽しんでいただけたようでよかったです。

この機会を下さった木村さんはじめプロジェクトチームの皆さん、お客さま、司会の関根さん(水声社)、みなさんに感謝です。

以下の写真はすべて企画の江口さん撮影です。






会場では、小野さんが、旧藤川邸から出てきた古本から制作したエディション付きしおりが来場者の方々に配布されました。


2024年2月4日日曜日

【障壁画プロジェクト】スタジオ訪問

審査員の1人として関わった広島県竹原市の障壁画プロジェクト。

https://setonaikai-ecotourism-association-2.jimdosite.com

市民審査員の方々の一次審査を経て、近藤健一さん、鳥本健太さんとの白熱の二次審査で選考された3人の作家さんのスタジオにお邪魔しています。
ちょうど今が、制作の折り返し地点あたりとのこと。それぞれのアプローチとお話は非常に面白く、完成が楽しみです。約1ヶ月の滞在制作を経て、完成披露展の詳細は以下に。
竹原は静かで美しい、魅力的な街です。塩や日本酒でも有名ですね。
この機会にぜひ、訪ねてみてください!

【障壁画プロジェクト・完成披露展】
出品作家:有田大貴・大平由香理・松本和子
期間 : 令和6年2月28日(水)~3月14日(木)
料金 : 旧松阪家住宅 入館料300円、旧上吉井家住宅 入館料無料
場所 : たけはら町並み保存地区 旧松阪家住宅(市重要文化財)、旧上吉井家住宅(期間中特別公開)
時間:10:00~16:00(入館は15:30まで)
















2024年1月26日金曜日

出版トークイベントー東京編【2/16(金)神保町ブックセンター ラウンジトーク シリーズ Vol.1】

大好きな神保町で、今回出版した本のトークが開催されることになりました!

わたくし高校生くらいの頃から岩波ホール通ってました。今回、まさにその敷地内にて!

東京や近郊の皆さま、遠方の皆さまも奮ってお越しください。

参加予約は以下のリンクからです。よろしくお願いいたします。

https://jimbocho-laungetalkv1.peatix.com/view

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神保町ブックセンター ラウンジトーク シリーズ Vol.1『アートと人類学の共創―空き家・もの・こと・記憶―』出版記念トークイベント

講演者:服部志帆(文化人類学者、天理大学国際学部准教授)、小野環(美術家、尾道市立大学美術学科教授)、横谷奈歩(美術家)

『アートと人類学の共創―空き家・もの・こと・記憶―』

声なき声にかたちをあたえる

一軒の空き家に残された「もの」から、いかにして人びとの生を描き出し、歴史を語り継ぐことができるのか。人類学者とアーティストは、それぞれの立場からこの問いに向き合い、「もの」たちの声に耳をすます。写真、家具から柱、果てはつもった埃に至るまで、空き家をくまなく探索することで浮かび上がったのは、ひとつの空き家を軸にした、ある家族の生きざまと塩江町の人びとの繋がりだった。今はなき人びとの記憶を継承するために、アートと人類学に何ができるのか。分野の壁を超えた挑戦的なプロジェクトの軌跡。

2024年2月16日(金) 19:00〜(開場は18:30)

【料金】1,000円+600円(1ドリンク)

【会場】神保町ブックセンターイベントスペース

【住所】千代田区神田神保町2丁目3−1 1F・2F・3F 岩波書店アネックス

【会場連絡先】tel:03-6268-9064 mail:jimbocho@soundsketch.info

【神保町ブックセンター】https://www.jimbocho-book.jp





出版トークイベントー高松編【1/27(土)本屋ルヌガンガ】

 『アートと人類学の共創ーー空き家・もの・こと・記憶』 服部志帆+小野環+横谷奈歩(編)の出版トークイベントの第一弾として、高松の本屋ルヌガンガさんにて行います。

高松の文化的側面って、いつもすごいなと思います。
建築や民芸しかり、カフェもあり。
それぞれに趣の異なる本屋さんがあって、個性豊かで飽きない。
文化の育つ街は違うなと思いながら、頻繁ではないですが、時間があると巡ります。
ルヌガンガさんもその一つ、とても頑張っており、つい手に取りたくなる本が並ぶ本屋さんです。お近くの方はぜひ、お越しください。

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『アートと人類学の共創 空き家・もの・こと・記憶』出版記念トークイベント

高松市塩江町の一軒の空き家に残されたものから、文化人類学者と美術家は何を読み取り、形にしようとしたのか。残されたものから記憶をたどり、どのように歴史の継承や地域再生への接続をはかることができるのか。地域社会を外部社会へとひらきながら、住民たちが地域に軸足をつけて暮らしていける舞台の創出を目指した編者たちとトピカの取り組みについて語る。
*トピカ:一般社団法人トピカは、塩江の住民と塩江町地域おこし協力隊が中心となって塩江の町おこしをするために立ち上げた団体です。

2024年1月27日 19:00 – 20:30 JST
本屋ルヌガンガ
〒760-0050 香川県高松市亀井町11−13

予約制(予約は上記リンク先から)
参加費用:1000円(ルヌガンガにて本書予約購入者は500円)
講演者:服部志帆(文化人類学者、天理大学国際学部准教授)、小野環(美術家、尾道市立大学美術学科教授)、横谷奈歩(美術家)


【イベント本書】
『アートと人類学の共創―空き家・もの・こと・記憶―』水声社4400円税込