2018年10月20日土曜日

星劇団再演プロジェクト、第二回目

毎日毎日、秋の日は過ぎるのがびっくりするくらい早いです。
先週、北海道にリサーチに行ってたら、星劇団再演プロジェクトの第2回目があっという間に来てしまいました。たびたび落語行ってる場合じゃないわよねぇ・・・昨日の一之輔さん@国立演芸場、ほんとによかった。
さて、再び22日より尾道入りです。

先月の第一回目に続き、2013年から静かに進めている「星劇団再演プロジェクト」の第2回目が、来週24日に行われます。今回は、尾道市史編纂室の林良司さん、肥田伊織さんのお二人が、民俗学の視点で尾道の吉和地区について掘り下げていきます。私も何度か一緒にフィールドワークをしたのですが、アートとはある部分で重なったり、また異なったりする視点が理解を深めてくれます。
また今回のお二人は歴史の専門家でありながら、ある時はその知識を星劇団プロジェクトの一員として、また「山陽日日新聞エイプリルフール特別号」などでもさらりと披露してくれる、最強びっくりメンバーです。
10月24日(水)19時から、光明寺会館にて、お待ちしております。

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尾道市の漁師町、吉和地区で終戦直後の物資が不足する時代、十代から二十歳の女性たちが中心となり活動した星劇団は大人気でした。当時を知る方々の証言を元に、いろんなことを考え、話す場に出来ればと思います。興味を持たれた方、是非いらしてください。






2018年9月23日日曜日

星劇団再演プロジェクト/レクチャー第一回目


久しぶりの書き込みです。
尾道は大雨になったり、からりと晴れたり、私も大忙しですが、天気まで大忙し。

さて、2013年から静かに進めている「星劇団再演プロジェクト」、今年は何度かレクチャーや座談会、WSを重ね、再演に繋げていく第一回目のお知らせです。
尾道市の漁師町、吉和地区で終戦直後の物資が不足する時代、十代から二十歳の女性たちが中心となり活動した星劇団は、当時大人気でした。当時を知る方々の証言を元に、いろんなことを考え、話す場に出来ればと思います。興味を持たれた方、是非いらしてください。
詳細は以下にあります。

(以下、光明寺会館より)

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AIR Onomichi招聘アーティスト横谷奈歩さんのトークです。これまでのレジデンスでの星劇団に関するリサーチの成果発表とこれからの展開について紹介します。      
・・・・・・・・アーティストトーク AIR Onomichi ARTIST TALK・・・・・・・・・・
星劇団の再演プロジェクト
横谷 奈歩 (美術作家)
9/27木19:00~21:30
場所:光明寺會舘 Komyoji-kaikan
参加費無料、ワンドリンクオーダーお願いします。
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戦後、尾道商業高校は進駐軍の駐屯地となっており、校庭には空缶があちこちに散らばっていた。捨てられた缶の星の部分を切り取り、5つのうちの一つの角を折り曲げて、暗幕に引っ掛ける。
公演中に幕が揺れると、それはあたかも舞台上でたくさんの星がきらめく風景のようだった。
「星劇団」 ― 昭和21年、終戦直後のこと。自ら劇団を立ち上げた彼女たちは、第二次世界大戦と戦後をたくましく生きた女性であり、同時にどこにでもいる十代から二十歳前後の多感な少女であり、そして表現者だった。
終戦後から十年間、尾道市吉和地区にて活動していた星劇団。物資の不足した時代になぜ彼女たちは劇団を立ち上げたのか。「星劇団再演プロジェクト」第一回目は、2013年に星劇団団員の川原ヤエ子さんと美術作家・横谷奈歩との出会いから、アートプロジェクトとして星劇団の再演に動き出すまでの経緯とこれからの活動について、お話しします。
ゲスト略歴
横谷奈歩 
美術作家。1975年東京生まれ。2008年 東京芸術大学大学院 美術研究科 後期博士課程を修了後、文化庁新進芸術家海外研修制度にてヨーロッパに滞在。古代ローマ遺跡を初め、街や自然、博物館等のリサーチと制作活動をおこなう。以後、日本国内から世界各地へ足を運び、調査と取材を重ね、土地に隠された歴史やひそやかな事柄を残していくことを最も大切なテーマとしている。
光明寺會舘 
〒722-0033 広島県尾道市東土堂町2-1  
お問い合わせ Mail aironomichi@gmail.com.(亀井)
Tel / Fax 0848-51-5717








2018年8月21日火曜日

杉沢で過ごす夏、芸術と考古学2018

昨年に引き続き「芸術と考古学」のプロジェクトのため、滋賀県米原市、杉沢で過ごす夏。立命館大学の矢野先生と学生さんたちと一緒に、発掘現場にいます。日に日に発掘されるトレンチは深くなり、湧水が豊富な杉沢は、トレンチにも日々深い水溜まりが。無心になって土を掘らせてもらったり、実測させてもらったり、面白い道具もたくさん。
そして今日は杉沢の方々へのインタビュー映像撮影日、1時間1本勝負×4。米原市の教育長をされていた I さん、SLの機関士だった Fさん、骨董に精通し、たくさんの遺物コレクションを持つ Tさん、伊吹山文化資料館の Tさん、それぞれにとっても面白いお話を伺うことが出来ました。このインタビューの全容は、来年3月に予定されている芸術と考古学の展示にて、公開されます!










2018年8月1日水曜日

[複数形の世界のはじまりに]について


7月1日に東京都美術館で終了した企画[複数形の世界のはじまりに」につきまして、
2件のレビューが記載されました。
1つは月刊ギャラリー8月号の小倉正史さんのページにて、もう1つはアートスケープ8月1日号の村田真さんのレビュー欄にて、それぞれの読み取りを新鮮に感じながら、面白く拝読させていただきました!

[複数形の世界のはじまりに]は、その名の通り、はじまりを終え、次なる展開へと向けて動き出しています。あの集落は、それほど遠くないうちに、再びきっとこの世界のどこかに現れることでしょう・・・。


[複数形の世界のはじまりに] 
http://pluralworld.work

[アートスケープ8月1日号レビューより]
http://artscape.jp/report/review/10148101_1735.html



[月刊ギャラリー8月号より]

2018年7月29日日曜日

7月も終わろうとしていますが、エイプリルフール号


猛暑の折、皆様いかがお過ごしでしょうか?

こちらは豪雨の影響も気になり、先週、尾道で2013年から関わっているプロジェクト先の高橋家の様子を見に行って来ました。普段の私は東京が拠点なので、嵐や何か気になることがあると定期的にAIR_Onomichiのみなさんが点検に行ってくれています。今年に入り、たびたびあった暴風雨等で損壊があって、所沢に住む高橋玄洋先生にもご報告しながら、今後どう高橋家を残していくかを考えているところです。

で、取り急ぎの課題として今回は、キイロスズメバチの巣の駆除!
宇宙服(みたいな防護服)を着た屈強な業者さんが二人がかりで屋根裏と外から攻撃!
キイロスズメバチさんたちにとっては災難ですが、君たちがいる限りはこちらも安心して高橋家での作業が出来ないのです。ごめんね。

そんな合間を縫って、不定期連載させてもらっている「高橋家にまつわる物語」のエイプリルフール号を山陽日日新聞社に取りに行く。
毎年4月にはエイプリルフール特別号を作り、山陽日日新聞(尾道で明治から続く新聞)の最終ページをジャックして紙面を作る。現在13回続く連載のうち、エイプリルフール特別号は今年で4回目となった。(2015年には昭和21年の紙面となり、次の年は昭和35年、昨年は2067年の設定で作った)。

今年のエイプリルフール特別号は、普段の山陽日日新聞の記者たちが、花粉症と年度末の疲れから仕事をサボり、周辺のモノたちに取材と執筆を任せたという設定。いろんな角度からの尾道を語っています。山陽日日新聞社の社長の秋田完さん、尾道市史編纂室の林良司さん、肥田伊織さん、AIR_Onomichiから小野環さんと私の総力戦で嘘、つきました!

今回の滞在で手にしたエイプリルフール号を手に、本気でウソ考えた甲斐があったわ、と感動しきり。瓦やエイ、お尻の下に敷かれる新聞紙の気持ちになって、想像の足しになったり、ちょっとはヒトも生きやすくなったりしたらいいな、と。














2018年7月7日土曜日

7/1にて「複数形の世界のはじまりに」が終了しました。

先週末(7/1)に、都美術館での展示「複数形の世界のはじまりに」が終了いたしました。
最終週はインドネシア舞踊家、佐久間新さんによるワークショップや、OJUNさんと白井美穂さんによるトーク「魔王と魔女のお悩み相談」等、イベントが続きましたが、最終日7月1日には、フルクサスの塩見允枝子先生が私たちの集落のために、オリジナルのスコアを書いてくださった「エンドレスボックス」の上演がありました。
上演には、長年フルクサスの作品に関わっていらした詩人のヤリタミサコさんが加わってくださる贅沢な出会いがありました。公演の記録はゆくゆく公開していきます。

またいずれ、世界のどこかに集落は現れます。
その日までごきげんよう。
お越しいただきましたみなさま、気にかけてくださったみなさま、どうもありがとうございました。
(画像はお悩み相談とエンドレスボックスの謎の準備風景と上演後の挨拶)









2018年6月26日火曜日

複数形の世界のはじまりに・7月1日まで

私たちは、開催中の「複数形の世界のはじまりに」の展覧会場を集落と呼んでいます。
集落では日々さまざまな出来事がありますが、先週末には順造さんこと川田順造先生が来訪し、私たち集落の住人に長老の知恵を授け、現代を生きる方法を考えてくださいました。
冒頭から「自分の今までの経験を伝えたい」と宣言する本物の学者の姿に、感動するばかり、終了後も質問しっぱなしの時間が流れました。

ぐずぐずと雨続きの先週から、晴れやかな今朝、最終週となる今週の集落には、何が起きるのでしょうか。7月1日まで。