2022年9月12日月曜日

秋の大イベント。次の展覧会のお知らせです。

 さて、時差ボケが治ったと思ったら、すぐに展覧会のお知らせです。

今週末から設営作業。かなり奇妙な展示になる可能性大です。初日にはギャラリートークもあります。アクセスがやや難ですが、それを上回るべく、チームで進めておりますのでご期待ください。

「いにしによるー断片たちの囁きに、耳をー」
2022年110月1日(土曜日)~12月18日(日曜日)
開館時間午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日毎週月曜日(ただし月曜日が休日の場合、その翌日)
香川県立瀬戸内海歴史民俗資料館 第一展示室 

*予約制で、塩江町上西地区でも制作中の藤川邸を公開いたします。
 詳細はリンク先のフライヤーにて。

https://www.pref.kagawa.lg.jp/kmuseum/setorekishi/exhib/r4_03_setoutigarally.html





2022年9月2日金曜日

0からのスタート。ナポリにて。

 今回の長い旅。カッセルとヴェネツィアを経て、フィレンツェとナポリ近郊 〜ナポリでは、大切な友人たちと会いました。コロナのしばらく前以来、今もお互い無事で元気に暮らしていることを確認出来ただけでもうれしいのに、素晴らしい歓待を受けて、幸せすぎる時間を過ごしました。


私の人生初の一人暮らしは(いい年して恥ずかしながら)2009年秋のナポリ県ポンペイ市。イタリア語もできず、アジア人をほとんど見かけない土地で毎日せっせと遺跡に通っていましたが、だんだん街にも慣れ、友人もできて、研修の合間にナポリ市内に足を延ばして散歩する心の余裕も出来たり。 つらいとか大変だとか感じる余裕すらなかったけれど、今、あの頃の懐かしい場所をゆっくり歩いています。
いろいろあったけど、なんとかここまで生きて来れたなぁなんて、そして今回の滞在で気分は初心に帰り、1ならぬ0からスタート。この先もまた、もうちょっと生きていけそうかな。今まで出会ったすべての人に自然と心から感謝の気持ちです。 

明日明後日ともう少し懐かしい場所を歩きながら、この先の未来に向けて充電予定。本日は帰国のPCRでしたが、有無を言わさぬまま、口に入れた綿棒を鼻の中に入れられ、涙も鼻水もずぶずぶ。9/7以降は検査が必要なくなりますが、検査代はこの体験料か?
なかなか面白体験でした。