2018年7月29日日曜日

7月も終わろうとしていますが、エイプリルフール号


猛暑の折、皆様いかがお過ごしでしょうか?

こちらは豪雨の影響も気になり、先週、尾道で2013年から関わっているプロジェクト先の高橋家の様子を見に行って来ました。普段の私は東京が拠点なので、嵐や何か気になることがあると定期的にAIR_Onomichiのみなさんが点検に行ってくれています。今年に入り、たびたびあった暴風雨等で損壊があって、所沢に住む高橋玄洋先生にもご報告しながら、今後どう高橋家を残していくかを考えているところです。

で、取り急ぎの課題として今回は、キイロスズメバチの巣の駆除!
宇宙服(みたいな防護服)を着た屈強な業者さんが二人がかりで屋根裏と外から攻撃!
キイロスズメバチさんたちにとっては災難ですが、君たちがいる限りはこちらも安心して高橋家での作業が出来ないのです。ごめんね。

そんな合間を縫って、不定期連載させてもらっている「高橋家にまつわる物語」のエイプリルフール号を山陽日日新聞社に取りに行く。
毎年4月にはエイプリルフール特別号を作り、山陽日日新聞(尾道で明治から続く新聞)の最終ページをジャックして紙面を作る。現在13回続く連載のうち、エイプリルフール特別号は今年で4回目となった。(2015年には昭和21年の紙面となり、次の年は昭和35年、昨年は2067年の設定で作った)。

今年のエイプリルフール特別号は、普段の山陽日日新聞の記者たちが、花粉症と年度末の疲れから仕事をサボり、周辺のモノたちに取材と執筆を任せたという設定。いろんな角度からの尾道を語っています。山陽日日新聞社の社長の秋田完さん、尾道市史編纂室の林良司さん、肥田伊織さん、AIR_Onomichiから小野環さんと私の総力戦で嘘、つきました!

今回の滞在で手にしたエイプリルフール号を手に、本気でウソ考えた甲斐があったわ、と感動しきり。瓦やエイ、お尻の下に敷かれる新聞紙の気持ちになって、想像の足しになったり、ちょっとはヒトも生きやすくなったりしたらいいな、と。














2018年7月7日土曜日

7/1にて「複数形の世界のはじまりに」が終了しました。

先週末(7/1)に、都美術館での展示「複数形の世界のはじまりに」が終了いたしました。
最終週はインドネシア舞踊家、佐久間新さんによるワークショップや、OJUNさんと白井美穂さんによるトーク「魔王と魔女のお悩み相談」等、イベントが続きましたが、最終日7月1日には、フルクサスの塩見允枝子先生が私たちの集落のために、オリジナルのスコアを書いてくださった「エンドレスボックス」の上演がありました。
上演には、長年フルクサスの作品に関わっていらした詩人のヤリタミサコさんが加わってくださる贅沢な出会いがありました。公演の記録はゆくゆく公開していきます。

またいずれ、世界のどこかに集落は現れます。
その日までごきげんよう。
お越しいただきましたみなさま、気にかけてくださったみなさま、どうもありがとうございました。
(画像はお悩み相談とエンドレスボックスの謎の準備風景と上演後の挨拶)