2018年9月23日日曜日

星劇団再演プロジェクト/レクチャー第一回目


久しぶりの書き込みです。
尾道は大雨になったり、からりと晴れたり、私も大忙しですが、天気まで大忙し。

さて、2013年から静かに進めている「星劇団再演プロジェクト」、今年は何度かレクチャーや座談会、WSを重ね、再演に繋げていく第一回目のお知らせです。
尾道市の漁師町、吉和地区で終戦直後の物資が不足する時代、十代から二十歳の女性たちが中心となり活動した星劇団は、当時大人気でした。当時を知る方々の証言を元に、いろんなことを考え、話す場に出来ればと思います。興味を持たれた方、是非いらしてください。
詳細は以下にあります。

(以下、光明寺会館より)

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AIR Onomichi招聘アーティスト横谷奈歩さんのトークです。これまでのレジデンスでの星劇団に関するリサーチの成果発表とこれからの展開について紹介します。      
・・・・・・・・アーティストトーク AIR Onomichi ARTIST TALK・・・・・・・・・・
星劇団の再演プロジェクト
横谷 奈歩 (美術作家)
9/27木19:00~21:30
場所:光明寺會舘 Komyoji-kaikan
参加費無料、ワンドリンクオーダーお願いします。
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戦後、尾道商業高校は進駐軍の駐屯地となっており、校庭には空缶があちこちに散らばっていた。捨てられた缶の星の部分を切り取り、5つのうちの一つの角を折り曲げて、暗幕に引っ掛ける。
公演中に幕が揺れると、それはあたかも舞台上でたくさんの星がきらめく風景のようだった。
「星劇団」 ― 昭和21年、終戦直後のこと。自ら劇団を立ち上げた彼女たちは、第二次世界大戦と戦後をたくましく生きた女性であり、同時にどこにでもいる十代から二十歳前後の多感な少女であり、そして表現者だった。
終戦後から十年間、尾道市吉和地区にて活動していた星劇団。物資の不足した時代になぜ彼女たちは劇団を立ち上げたのか。「星劇団再演プロジェクト」第一回目は、2013年に星劇団団員の川原ヤエ子さんと美術作家・横谷奈歩との出会いから、アートプロジェクトとして星劇団の再演に動き出すまでの経緯とこれからの活動について、お話しします。
ゲスト略歴
横谷奈歩 
美術作家。1975年東京生まれ。2008年 東京芸術大学大学院 美術研究科 後期博士課程を修了後、文化庁新進芸術家海外研修制度にてヨーロッパに滞在。古代ローマ遺跡を初め、街や自然、博物館等のリサーチと制作活動をおこなう。以後、日本国内から世界各地へ足を運び、調査と取材を重ね、土地に隠された歴史やひそやかな事柄を残していくことを最も大切なテーマとしている。
光明寺會舘 
〒722-0033 広島県尾道市東土堂町2-1  
お問い合わせ Mail aironomichi@gmail.com.(亀井)
Tel / Fax 0848-51-5717