少しずつ、場面が移り変わろうとしてる、この寒い季節とともに。
どれだけ楽しい時間も、尊い時間も、必ず終わりが来ることには気づかないふりをして、
でもほんとうはわかっていて、この時間が終わったら、きっと私は泣いてしまうだろう
ことは、笑ってばかりいた時を過ごしながら、実はわかっていた。
でも、実際は泣かなかった。
ただ、ゆっくりと糸が細くなり、切れていくような予感に、
心が少しさみしくいたみを憶えただけだ。
なぜ、切れてしまったのかな、とぼんやりと考えながら。
まるで、恋みたいだった。
ずっと昔のこと。
雪が溶けて 僕たちは春を知る
同じこと ただ繰り返す
しゃべる 笑う 恋をする僕たちは
さよならする
しゃべる 笑う 恋をする僕たちは
さよならする
フリッパーズギターの唄。
とても大好きで、高校生の頃、飽きるほど聴いた。
なぜか今、再びCDを引っ張りだして聴いている。
結局あの頃と、なんにも変わっていないじゃん。
0 件のコメント:
コメントを投稿