2020年4月26日日曜日

考古学と美術の共同プロジェクト、2017年杉沢遺跡にて


みなさまこんにちは。
コロナで日々自粛。もともと引きこもりは得意だったはずなのに、やはり先が見えないことと強制されている状況はストレスにもなりますね。毎日眠くて仕方ありません。一昨日からヨガをしているのもあるでしょうか。眠い・・。

そんな中で、2017年から参加させていただいている滋賀県米原市、杉沢の縄文遺跡の発掘調査の概報が出来ました。

「2017年度発掘調査概報」*美術のことにも触れていただいています。

http://www.voicegallery.org/sugisawa_2017_RITZ.pdf?fbclid=IwAR0HalhfE_1RXq83D3q6CuZ2VVFHlfy62pOrUlZs67UXrGCQS4Eld3nU4jE

2017年は、真夏の杉沢に滞在して、考古学の矢野先生や立命館の学生さんたち、コーディネーターのヴォイスギャラリーの松尾惠さんや前田さん、現場デザインをすべて担当してくれたUmmmさんのチームと一緒でまさに合宿。古いものを探索しているのに新しい出来事ばかりでわいわいと、楽しかったなあ・・・



2020年4月8日水曜日

アフリカの森の女たち

文化人類学者の服部志帆さんが何年も温めてきたプロジェクトの翻訳本がいよいよ
出版となりました!私は表紙の装画を作らせていただきました。
この本の翻訳者さんたちとのやりとりの末、表表紙は女たちがアフリカの森を去っ
た後、裏表紙は人々が森に入る前の様子を模型で作りました。
「人が入る前に枝は切られていない」「大きな布切れは森に置いていくことはない」
など、本の内容に即したリアルな状況に作るためのやり取りを経た制作は、とても
激的な体験でした。

本の内容はとても濃くて、アフリカの女性たちの生の声が詰まっています。
ぜひ手にお取りください。ナディッフさんでは、服部さんがアフリカのフィールド
ワークで採取してきた音がCDになったものが限定セットで販売されています。

http://www.nadiff-online.com/?pid=149981651

ぜひぜひ、どちらも体験してみてください!
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『アフリカの森の女たちー文化・進化・発達の人類学』春風社
ボニー・ヒューレット著 服部志帆・大石高典・戸田美佳子訳 
装画:横谷奈歩 装丁:北原和規(UMMM)
¥3100円+税

中部アフリカの熱帯林に暮らす狩猟採集民アカと農耕民ンガンドゥの女たちは、
感情豊かにそして雄弁に自らの人生について語ります。語りに迷いはありません。
若者はどんなふうに恋に落ち結婚するのか?子どもはどんなふうに生まれ育つのか?
なぜ愛する人の死は悲しいのか?閉経後の人生は何のためにあるのか?
コンゴ盆地の森の民が語る「女になることの意味」から、自分たちの暮らす日本社会で
「女になることの意味」を考えてみませんか?



2020年4月5日日曜日

尾道新聞エイプリルフール特別号2020


マレーシアに行った2月半ばが、もう数年も前に感じる今日この頃。
世界の状況が刻々と変わっています。そんな中で自粛を余儀されているのですが、
出来ることを淡々と進めようと思います。

3月は尾道に滞在、今は4月頭ですが、尾道に行った3月頭はここまでコロナの危機感が無かった頃なので、約1ヶ月尾道に滞在してプロジェクトを進めていました。
エイプリルフール号、星劇団の出版物、「アフリカの森の女たち」の出版記念展など。

中でも星劇団の再演についてはだんだんと形になってきてうれしいかぎり。
コロナがとにかく早く収束することを願っています。


エイプリルフール特別号
エイプリルフール号から本編にはみ出した特集「尾道今昔・今週の翁」

エイプリルフール号については2015年の山陽日日新聞の頃からなので、もうかなりの回数を重ね、チームプレーも板についてきました!
今回も魚民個室での会議、尾道新聞社内での会議などを経て、形になりましたよ。
こんな時だからこそ笑いを届けたいと、みんなで頑張りました。