2019年5月19日日曜日

スタジオ


先週は、絵を描くための卓上イーゼルを注文し、でもやはり手狭だったりして、
気持ちも切り替えて制作したいのもあり、近場で絵が描けるスタジオないかなあ、
と探している。

例年だいたいこのパターンで、秋頃に発表を控え、この時期に集中的に完成に向けるという。7〜8月からはプロジェクトで国内外あちこち動き回るので、東京での制作は7月までの短期なので、なかなかいい条件でのスタジオ探しも難しい。

今は秋に出版される本のための絵を描いていて、とても大事な仕事なのである。
そしてもちろん、とてもとても面白い仕事なのである。

めちゃくちゃ大きいサイズを描くわけでもなく、狭くてもいいので、
不精な私が通いやすいところ、ご存知の方はお知らせ願います。

2019年5月12日日曜日

今日もピンクレディー



さて。
夏のマレーシアの森でのプロジェクトや、秋以降に歌って踊る(?)プロジェクトが控えており、あまりにも体力がなさ過ぎる私はとうとう、ジムに通い始めました。
先週は2回行ってヨガとかピラティスとか。1日置いてから、身体中が痛くて痛くて、
おまけに風邪ひいた(急な筋トレと風邪の誘因については、いろいろあるみたいです)。

あーあ。
少しよくなってからの、ピンクレディー。

尾道の星劇団のプロジェクトのことを考えていて、出来ることから動き始めているのだけれど、その合間に、自家製ザワークラウト 作り始めたらハマってしまって。
年明けからはぬか漬けにハマっているし。
定番のお茄子やきゅうりから、アボカドや卵まで、見えない乳酸菌。
けなげな乳酸菌がせっせと働いているのが見えるような気がする(のをお世話している)。

今はせっせと絵を描く仕事があるのですが、なんとなく描きづらい環境を直そうと
今日卓上イーゼルを注文。

あ、youtubeのピンクレディーが百恵ちゃんになった。
やっぱりかっこいいなあ、プレイバックPart2。

2019年5月2日木曜日

令和二日目



さて、令和になってしまった連休です。
今は仕事の制作関係で、すごく面白い本を読んでいるので、夜もその夢にうなされたりしています。

私の普段の生活は早寝早起きで、どこのアーティスト・イン・レジデンスの滞在先でもほぼ、修道女のような生活をしています。
が、昨夜は令和初日だったからか、なぜか夜にだらだらとYoutubeで昭和の歌謡を見てしまいました。そこでハマってしまったのが、ピンクレディーなんです。
ピンクレディーも、ピンクレディーの振り付けも、阿久悠も、ほんとすごいわ。
再結成したものは、踊りなんかも昔の破天荒な感じがなくなって綺麗になり、声も低くなっていたので、なんとなく昔バンコクで観たニューハーフショーを想起させましたが、私はピンクレディーで育ったので、そんな再結成もまた乙なものと思います。

さて、そこで、歌と踊りについていろいろ考えたんです。
いつの間にか画面のピンクレディーの歌と踊りに合わせて、リズムを取り、深夜に
口ずさむ私。人々にとっての歌や踊り、この高揚感てなんだろう、と。

ここで、パズルがピタリとはまった気がしました。
星劇団の女性たちが、戦後のあんなに大変な時代に、歌や踊りを求めた理由。
インドネシアのジョグジャカルタで出会った87歳のリカルドさんが、日本人の私に、過去の歴史を口にする前に、日本や外国の美しい歌や詩を唄ってくれたこと。
それらのほんの一部分が、身体を通じて理解できたような気がしました。

今年もまた、新たにプロジェクトは進んでいきそうです。



尾道新聞エイプリルフール号2019版


久しぶりの更新です。令和になってしまいましたが、まだ平成の頃のお話です。

今年の4月1日の発行(今年は印刷を、日本から見た地球の裏側のトゥトゥイラ島の
パゴパゴ第二印刷所に依頼したため、時差の関係で尾道の各地に配達されるのは
4月2日になってしまいました。)になりました。

エイプリルフール毎にこの特別号を制作するようになってから、もう5回目。
いつものスペシャル制作チームも進化して、アイデアの幅も広がりつつありましたが、
昨年の山陽日日新聞の廃止と尾道新聞のスタートで、歴史の切り替わりということも
あり、今年はどうしようかと今までで一番頭を悩ませた部分もあります。

ずっとこのシリーズでテーマにしているエイプリルフールならではの笑い、とか、
生きやすさ、とか、今回も裏にメッセージを入念に込めながら(←きっと誰にも気づかれない、、、)今年もみんなで頑張って完成させました。
どうか、尾道に住む隅々の方にまで届きますようにと祈りを込めて。

来年は、エイプリルフール号に載っている事柄を実現した展覧会とかもやりたいな。

写真は小野さんちに届いた新聞より。