2019年7月13日土曜日

落語と、挑戦と



昨年からぽちぽちと、今年に入ってからは立て続けに3度ほど、講演をする機会があった。
以前から人前で話すことに苦手意識を持つ私が、しばらく前に話の上手な友人にそのことを相談すると、落語を勧めてくれた。
そして浅草演芸ホールに聴きに行ったのが、昨年の夏。
ちっとも話は上手くならないくせに、そこから見事に落語にはまってしまった。

昨夜もゆるく高座を聴きながら、喬太郎師匠の前の小菊さんの都々逸で、懐かしく祖母を思い出したり。彼女は端唄をやっていた。
私も中学、高校と三味線を習っていたものだから、聴き慣れた歌や三味線の音色、土地の名前が出てくると、なんというか、心からほっとする極上の時間となる。






さて。
今は、月末〆切の作品の制作期間。
同時進行で、来月からの尾道のAIR滞在計画、マレーシアの森のプロジェクトへと続く。
今年からは仕事で、今まで教えていた「社会とアート」の他に、もうひとつ大学で
授業を持たせてもらっている。
私の専門とはいえ、専門分野ではない人々に教えること。
そう、ハードルの高さは人それぞれ。だから、一緒にやる。

たくさんの受け取ってきたものを、少しでも大切な人たちに届けられたらと、
考えること、想像することは次から次へと、、、今年は特に、新しいことに囲まれている。

いつまで経ってもベテランにならない、なれないなぁ。