2019年5月2日木曜日

令和二日目



さて、令和になってしまった連休です。
今は仕事の制作関係で、すごく面白い本を読んでいるので、夜もその夢にうなされたりしています。

私の普段の生活は早寝早起きで、どこのアーティスト・イン・レジデンスの滞在先でもほぼ、修道女のような生活をしています。
が、昨夜は令和初日だったからか、なぜか夜にだらだらとYoutubeで昭和の歌謡を見てしまいました。そこでハマってしまったのが、ピンクレディーなんです。
ピンクレディーも、ピンクレディーの振り付けも、阿久悠も、ほんとすごいわ。
再結成したものは、踊りなんかも昔の破天荒な感じがなくなって綺麗になり、声も低くなっていたので、なんとなく昔バンコクで観たニューハーフショーを想起させましたが、私はピンクレディーで育ったので、そんな再結成もまた乙なものと思います。

さて、そこで、歌と踊りについていろいろ考えたんです。
いつの間にか画面のピンクレディーの歌と踊りに合わせて、リズムを取り、深夜に
口ずさむ私。人々にとっての歌や踊り、この高揚感てなんだろう、と。

ここで、パズルがピタリとはまった気がしました。
星劇団の女性たちが、戦後のあんなに大変な時代に、歌や踊りを求めた理由。
インドネシアのジョグジャカルタで出会った87歳のリカルドさんが、日本人の私に、過去の歴史を口にする前に、日本や外国の美しい歌や詩を唄ってくれたこと。
それらのほんの一部分が、身体を通じて理解できたような気がしました。

今年もまた、新たにプロジェクトは進んでいきそうです。



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