11月3日から、尾道に和作ウィークがやってまいります。
高橋家は、主人であった高橋武氏が、第二次大戦時に朝鮮総督府の視学官として勤務し、終戦を経て帰国後に尾道市の教育長に迎えられ、家族と共に住んだ高台にある一軒家です。
尾道で滞在制作をすることになった2013年の夏、この家にどうしようもなく魅かれてしまった私は、高橋家の家族の物語や歴史を「高橋家にまつわる物語」として読み解きながら制作し、2013年から1年に1度公開してまいりました。今年は高橋家と交友が深かった画家、小林和作(1888-1974)の邸宅と、和作の親友であった医師、小野鐡之助邸と同時に公開します。尾道空き家再生プロジェクトが再生を手がけているこの二軒も素晴らしい邸宅です。
高橋家と合わせて三軒を巡ることで、当時の風景や文化的背景が浮かび上がり、尾道のこれまでとこれから、それぞれの物語が再生されることでしょう。
期間中はスケッチやツアー、トークイベントもあります。
詳細は、以下の尾道空き家再生プロジェクトのリンク先へどうぞ。