大雨ののち、今は晴れて、なんとか今年も和作ウィークオープン。
2024年11月2日土曜日
和作ウィークで高橋家の公開がスタートしました!
2024年10月18日金曜日
「アートと人類学の共創」書評が掲載されました
前回の更新が8月で、あっという間に10月。ああ、、
少し涼しくなって秋らしくなったものの、先日事務のカウンターで鍵を借りた時、日付に9月と書き、「10月です」と指摘された私。
さて、昨年末に出版された「アートと人類学の共創」の書評が掲載されました。
『アジア・アフリカ地域研究』 第24-1号 2024年9月(京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科)
https://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/aaas/24-1/
P123の木村大治先生が書いてくださっています。丁寧に読み込んでくださったのが分かり、大変うれしく思います。
まだ本をお手にとっていない方も、既にお手元にある方も、ぜひお目通しくださいね。
いろんなところでトークしたのが懐かしい・・・高松での制作も仕上げに入り、
まだ今年、来年初めには報告会もあります。がんばらないと。
2024年8月29日木曜日
台風が来るぞう
昨日、来るぞう来るぞう、福岡にも来るぞう、電車止まるぞデパート閉まるぞバス止まるぞ
昨日の夜も、今日のお昼も(今はお昼休み)飽きずにちびちびと食べる。
自分の作ったお惣菜なんかも足したりしながら。
しかし、誰かが作った丁寧なご飯はおいしいね。
お気に入りの”もたいまさこの食堂”も、天気が良くなったら行かなくちゃ。
2024年8月16日金曜日
天一美術文化財団の助成のお知らせ。
あわわ、前の投稿からあっという間に2ヶ月。
時間が経つのは早い....!というわけで、お知らせです。
私もかつて「アートとサイエンスのあいだ」のプロジェクトでお世話になりました、天一美術文化財団の助成。みなかみの素晴らしい環境とコレクションの中で、のびのびとワークショップと講演をさせていただいて、よき経験となりました。今年の募集締め切りも8月末まで、ぜひおすすめします。
http://tenichi-museum.com/aboutus/_______________________________
2024年度助成の募集について
1.趣旨
芸術全般に渉る助成
美術分野における優れた振興及び普及活動に対する助成及び顕彰。
2.助成の内容
芸術全般にわたる個々の研究活動に関する未発表の論文ならびに研究発表。
未発表の美術作品。意欲的な美術教育、美術活動。
(ワークショップと講演) <天一美術館に於いて発表>
3.応募方法
助成対象者:美術分野の研究者<専門・一般><個人・団体 各1人(組)~3人(組) >
募 集:ホームページ:http://tenichi-museum.com/
助成センター・上毛新聞・銀座百点
各藝術大学、美術関係の講座を持つ大学への案内等により公告
期 間:2023年12月1日~2024年8月末日締切り≪必着≫
選 考:2024年 9月 助成審査委員会に於いて
発 表:2024年 9月中インターネット上で発表・本人通知
2024年 10月より2025年3月末日迄に発表会開催
助 成 金:総額50万円(交通費諸費用別途)(複数助成の場合あり)
発表 日程:受賞者との打ち合わせにより後日発表
提 出 物:1) 経歴書
2) 論文、作品、活動とそれに伴う資料(写真等)
3) ワークショップ並びに講演、あるいは報告の具体的内容
を添えて下記財団事務局まで、ご郵送ください。
≪ご提出書類はご返却いたしません。≫
4.応募書類提出先
宛 先:公益財団法人 天一美術文化財団 事務局 助成係
住 所:〒104-0061 東京都中央区銀座6-7-15 第二岩月ビル7階
e メール:sec-tenichi@kyp.biglobe.ne.jp
電話 Fax:TEL(03)3571-5711 fax(03)3571-1309
2024年6月1日土曜日
2024年5月4日土曜日
5/25、尾道の古書店、ターゲブーフにて、トークイベントに参加します
昨年末に出版された共著本『アートと人類学の共創ーー空き家・もの・こと・記憶』に関するトークイベントがあります。
本書では香川県高松市塩江町の空き家を巡って行われたプロジェクトをめぐる論考が、多数のヴィジュアルページと共に紹介されています。これまで高松、東京で出版記念トークをしてきましたが、5月は尾道にておこないます!
(予約はこちらから)https://forms.gle/AH2HgR2bGUYcLqdbA
[出版記念イベント in 尾道]
『アートと人類学の共創 空き家・もの・こと・記憶』出版記念トークイベント
登壇者
服部志帆(文化人類学者、天理大学国際学部准教授)
小野環(美術家、尾道市立大学美術学科教授)
横谷奈歩(美術家)
司会進行:関根慶(水声社)
2024年5月25日(土) 18:00~20:00(開場は17:30)
【料金】500円+500円(1ドリンクオーダー)
【会場】古書ターゲブーフ
【住所】広島県尾道市十四日元町4-20
定員 20名程度
要予約
https://forms.gle/AH2HgR2bGUYcLqdbA
書籍情報
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『アートと人類学の共創 空き家・もの・こと・記憶』
声なき声にかたちをあたえる
一軒の空き家に残された「もの」から、いかにして人びとの生を描き出し、歴史を語り継ぐことができるのか。人類学者とアーティストは、それぞれの立場からこの問いに向き合い、「もの」たちの声に耳をすます。写真、家具から柱、果てはつもった埃に至るまで、空き家をくまなく探索することで浮かび上がったのは、ひとつの空き家を軸にした、ある家族の生きざまと塩江町の人びとの繋がりだった。今はなき人びとの記憶を継承するために、アートと人類学に何ができるのか。分野の壁を超えた挑戦的なプロジェクトの軌跡。
服部志帆+小野環+横谷奈歩(編)
*判型:A5判上製
*頁数:312頁+カラー別丁64頁
*定価:4000円+税
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古書Tage Buch/ターゲブーフは、広島県尾道市の古本屋兼酒屋です。
海外文学や洋書美術書、文化、博物学を中心にジャンル問わず和書・洋書・紙モノを取り扱っております。
2023年よりワインの販売も開始しました。
店頭買取、宅配買取も承っておりますので、不要になった本がありましたらぜひご相談ください。
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古書Tage Buch/ターゲブーフ
広島県尾道市十四日元町4-20
平日17:00~22:00
土日祝日12:00~18:00
定休日:木曜日
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■公式ホームページ
https://www.koshotagebuch.com/
■オンラインショップ
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講師略歴
服部志帆(はっとりしほ)
天理大学国際学部准教授。京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科一貫制博士課程修了。博士(地域研究)。専門は、生態人類学、アフリカ地域研究、民族植物学。主な著書に、『森と人の共存への挑戦――カメルーンの熱帯雨林保護と狩猟採集民の生活・文化の両立に関する研究』(松香堂書店、2012年)、『霊長類学者川村俊蔵のフィールドノート――一九五〇年代屋久島の猟師と後継者たち』(編著、南方新社、2021年)などが、訳書に、『アフリカの森の女たち――文化・進化・発達の人類学』(共訳、春風社、2020年)がある。
小野環(おのたまき)
美術家。尾道市立大学美術学科教授、AIR Onomichi 代表、NPO法人尾道空き家再生プロジェクト副代表理事。東京芸術大学大学院美術研究科修士課程油画専攻修了。修士(美術)。主な展覧会に、「VOCA展」(上野の森美術館、2004)、「複数形の世界にはじまりに」(東京都美術館、2018)、「ONLY CONNECT OSAKA」(クリエイティブセンター大阪、2019)、「Re-edit 再編」(光明寺會舘、2021)などが、展覧会企画に「ニューランドスカップ シュシ・スライマン」展(尾道市立美術館、2023)などがある。小林和作賞(2016)、第二十四回岡本太郎現代芸術賞特別賞(2021)受賞。
横谷奈歩(よこやなほ)
美術家。九州大学大学院芸術工学府助教。東京芸術大学大学院美術研究科後期博士課程修了。博士(美術)。文化庁新進芸術家海外研修制度二年派遣研修員(2009-2011)。主なプロジェクトに、「高橋家にまつわる物語」、「星劇団再演プロジェクト」(2013~現在/ AIR Onomichi)、「剥離と忘却と」(世界考古学会議との共催企画、ヴォイスギャラリー、2016)、「アートとサイエンスのあいだ」(ナポリ科学博物館、2012/ IRFAK OASIS,Burkina Faso、2014)、「芸術と考古学――春休みの遺跡」(杉沢遺跡・伊吹山文化資料館、2017/2019)などがある。
2024年4月2日火曜日
桜が咲いたよ
福岡も桜が満開でうっとり。職場の裏とアトリエ(研究室)から見た桜です。
あとマメちゃん。
あっというまに4月ですが、3/1から、九州大学大学院芸術工学府の助教という要素が増えました。これから福岡住まいが長くなりそうです。東京には娘(マメちゃん)がいるので単身赴任ですが、相変わらずの生活をするので、今後ともよろしくお願いいたします。
2024年2月18日日曜日
2/16 神保町ブックセンター 出版記念トークイベント終わりました!
2/16に行われた、神保町ブックセンター ラウンジトーク シリーズ Vol.1
『アートと人類学の共創―空き家・もの・こと・記憶―』出版記念トークイベントは無事終了しました。https://jimbocho-laungetalkv1.peatix.com/view
たくさんのお客様が来てくださり時間が足りないくらいで、会場のみなさんとももっと対話したかった〜、でも楽しんでいただけたようでよかったです。
この機会を下さった木村さんはじめプロジェクトチームの皆さん、お客さま、司会の関根さん(水声社)、みなさんに感謝です。
以下の写真はすべて企画の江口さん撮影です。
会場では、小野さんが、旧藤川邸から出てきた古本から制作したエディション付きしおりが来場者の方々に配布されました。
2024年2月4日日曜日
【障壁画プロジェクト】スタジオ訪問
審査員の1人として関わった広島県竹原市の障壁画プロジェクト。
https://setonaikai-ecotourism-association-2.jimdosite.com
2024年1月26日金曜日
出版トークイベントー東京編【2/16(金)神保町ブックセンター ラウンジトーク シリーズ Vol.1】
大好きな神保町で、今回出版した本のトークが開催されることになりました!
わたくし高校生くらいの頃から岩波ホール通ってました。今回、まさにその敷地内にて!
東京や近郊の皆さま、遠方の皆さまも奮ってお越しください。
参加予約は以下のリンクからです。よろしくお願いいたします。
https://jimbocho-laungetalkv1.peatix.com/view
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神保町ブックセンター ラウンジトーク シリーズ Vol.1『アートと人類学の共創―空き家・もの・こと・記憶―』出版記念トークイベント
講演者:服部志帆(文化人類学者、天理大学国際学部准教授)、小野環(美術家、尾道市立大学美術学科教授)、横谷奈歩(美術家)
『アートと人類学の共創―空き家・もの・こと・記憶―』
声なき声にかたちをあたえる
一軒の空き家に残された「もの」から、いかにして人びとの生を描き出し、歴史を語り継ぐことができるのか。人類学者とアーティストは、それぞれの立場からこの問いに向き合い、「もの」たちの声に耳をすます。写真、家具から柱、果てはつもった埃に至るまで、空き家をくまなく探索することで浮かび上がったのは、ひとつの空き家を軸にした、ある家族の生きざまと塩江町の人びとの繋がりだった。今はなき人びとの記憶を継承するために、アートと人類学に何ができるのか。分野の壁を超えた挑戦的なプロジェクトの軌跡。
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2024年2月16日(金) 19:00〜(開場は18:30)
【料金】1,000円+600円(1ドリンク)
【会場】神保町ブックセンターイベントスペース
【住所】千代田区神田神保町2丁目3−1 1F・2F・3F 岩波書店アネックス
【会場連絡先】tel:03-6268-9064 mail:jimbocho@soundsketch.info
【神保町ブックセンター】https://www.jimbocho-book.jp
出版トークイベントー高松編【1/27(土)本屋ルヌガンガ】
建築や民芸しかり、カフェもあり。
それぞれに趣の異なる本屋さんがあって、個性豊かで飽きない。
文化の育つ街は違うなと思いながら、頻繁ではないですが、時間があると巡ります。
ルヌガンガさんもその一つ、とても頑張っており、つい手に取りたくなる本が並ぶ本屋さんです。お近くの方はぜひ、お越しください。
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高松市塩江町の一軒の空き家に残されたものから、文化人類学者と美術家は何を読み取り、形にしようとしたのか。残されたものから記憶をたどり、どのように歴史の継承や地域再生への接続をはかることができるのか。地域社会を外部社会へとひらきながら、住民たちが地域に軸足をつけて暮らしていける舞台の創出を目指した編者たちとトピカの取り組みについて語る。
予約制(予約は上記リンク先から)
参加費用:1000円(ルヌガンガにて本書予約購入者は500円)
講演者:服部志帆(文化人類学者、天理大学国際学部准教授)、小野環(美術家、尾道市立大学美術学科教授)、横谷奈歩(美術家)
アートと人類学の共創ー出版とトークイベントのお知らせ
昨年半ばより、文化人類学者の服部さんのお声がけで、塩江のプロジェクトを学術書にまとめることになりました。私は共編者と著者の一人、あと表紙も担当させていただいてます。
地域の皆さまをはじめとしたたくさんの方々の協力と、出版社は小倉さん本でお世話になった水声社さん、編集者の関根さんにも大変お世話になりました。
そして服部さん、小野さんとの仕事はいつものようにエキサイティングでとても楽しかった!
内容は盛りだくさんで分厚い辞書のようになってます。
そして、1/27には高松、2/16には神保町(東京)での出版トークイベントも決まりました。
詳細は次のブログに書きます。
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(以下内容は、水声社さんのブログから引用させていただいてます)
http://www.suiseisha.net/blog/?p=19248
2024年1月5日金曜日
最近観た展覧会について
白井美穂「森の空き地」を観に。
めちゃくちゃカッコいい作品群。
多様なメディアを軽やかに扱いながら、その中のカッコたる軸に引きつけられ、勇気さえくれる。今まで一部しか観たことなかった白井さんの仕事の全貌が観れて満たされた年明け。
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/.../exhibition_2023_4...
そういえば年末も、学校の遠足の引率も兼ね都現美に。ここでは豊嶋康子「発声法ー天地左右の裏表」を見学。白井さんの仕事同様、豊嶋さんという1人の人間が生み出す仕事群に釘付けになる。二年生には難しかったかな?と思いながら、返ってきたレポートはかなりの力作揃い。
魅力ある仕事はちゃんと人を引きつけている。
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/toyoshima_yasuko/
年の瀬と年明けに観れた2人の作家の展覧会のおかげでとてもいい一年になりそう。