八丁堀のヒノギャラリーで、是枝開さんの個展が開催されています。是枝さんは私の最初の個展時 (22年前?) のキュレーターでしたが、今も大学の先生の仕事と共に、画業を並行して続けています。よい仕事でした。小雨の降るなか観に行ってよかった。私の最初の個展はセゾンアートプログラム「アートイング東京21x21 1999」の企画でした。思い出は尽きませんが、企画内最年少ゆえに悔しい思いもたくさんしたり、でもあの経験が制作においての私を骨太に育ててくれたような気がします。
最近武蔵美の食堂で冨井大裕さんが、アートイングに出した私の水平線の絵画を「あれも今に通じるフィールドワークの仕事だね」と覚えていてくれて、そんな見方をしてくださったのも、作品を覚えてくださっていたのも、めちゃくちゃうれしかったなぁ。恩師のひつだ先生は、私が学生の頃に冨井さんをよく講義のゲストで呼んでいらしたし、いい仕事をしている先輩たちの背中を見ながら、私もますます頑張らなと思います。
是枝さんの個展は26日まで。是非に。http://www.hinogallery.com/2021/2526/
私は明日から久しぶりの尾道です。