2019年12月29日日曜日

砂の本


素敵な作家さんたちが企画に参加してくださって、たくさんのお客様がいらしてくださいました。会場に作品に対するテキストも配置され、ゆったり過ごされる方が多かったです。砂の本シリーズは、今後もゆるやかに世界各地を漂流していく予定です。お楽しみに。
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【砂の本について】

この展覧会は、7名のアーティストより章が提案され、展覧会全体が「一冊の本」を想起できるような仕組みを持ちます。物語を紡ぐ二名の編み手は、アーティストが提示した章に対し、自由なイメージを経た一冊の本を書きます。その本に固定化されたストーリーはなく、章だけが示され、紡がれる物語は永遠に続く入れ子のように、相互に緩やかに繋がりながら砂の本をつくります。
 

*本展覧会は、ホルヘ・ルイス・ボルヘス(Jorge Luis Borges 1899 - 1986) の「砂の本」を下敷きにしています。ボルヘスは視力が失われる中、 口述筆記していたといわれ、その著作は、円環、架空の書物をモチーフとする作風で知られています。

【会期】12/6(金)7(土)8(日)13(金)14(土)15(日)
*12-18時まで

【会場】altern'art cy (東京都 台東区台東4-16-3)

【参加作家】
小野環、クリスティーヌ・プレ、白井美穂、服部志帆、花澤洋太
船木美佳、松浦寿夫、横谷奈歩


【企画】
船木美佳+横谷奈歩


  (以下撮影は、花澤洋太さん)











                            

2019年12月28日土曜日

生誕の日によせて



今年もバースデーを迎えました。
年末のこんな日に生誕の日を迎えたことから、例年、クリスマスでもお正月でもない中途半端な時期に、勝手に節目を感じています。ミドルエイジに差し掛かったというのに、今年もたくさんの新しい経験をさせていただき、海外では特にアジアとの縁を多く授かり、ハッとすることの連続でアンチエイジングはしばらく必要無さそうです。また、何処に行っても受け取ることと、受け渡す機会がとても多く、今後は更に優秀な宅配便業者のようにありたいと誓います。

そして今もなんとなく抜けない風邪に、風邪に効くアロマを邪気払いのように焚き続け、ぼんやりしている脳味噌はゾロ目の齡を迎え、気の利いたコメントも残せませんが、今年もお付き合いくださったみなさまに、たくさんの感謝の気持ちを込めて、ご健康とご多幸をお祈り申し上げます。



(写真は昨日、初めて飲んだタピオカドリンク)





2019年12月18日水曜日

登壇します



明日は高松、来年度からのわくわくプロジェクトのキックオフミーティング。
いいところなんですよね、塩江。
現地の地域おこし協力隊にご縁があって、元デザイナーさんが私たちのプロジェクトとチームの特色を言っただけで、魔法のようにちょちょいと素敵なフライヤー作ってくれた。

ありがとう、プレゼンがんばります!






2019年12月13日金曜日

TRAVELS IN JAPAN: THE HILLS OF ONOMICHI


My project “Takahashi Family” in Onomichi opened in November and a nice guest from the United States explained on her website. I am very happy !

2019年12月11日水曜日

11月に見た展覧会「ここの出来事」



鞆の津ミュージアムについては何度か書いているんだけど、今回も期待を裏切らない企画展でした。ミュージアムの津口さんが作る展示はいつも、企画展のテーマに沿っていろいろな人の作品が混在。今回も、市井の人から自閉症などの障がいの持つ人、現代美術家の作品まで、同じまな板の上で並んでいます。鑑賞していると、作っている人の体温やストーリーなどいろいろ想像して作品に引き込まれ、その作品はシンプルに面白いから、見る喜びが伴います。このミュージアムは週のうちの数日は、母体となる施設の入所者さんの制作の場にもなるので、その状況もまた、”生まれる” 感じがして居心地いいし。

東京からのアクセスはやや大変だけど、満足度はたっぷり。
西の方にお出かけの方は今回の企画展も是非ぜひおすすめです。