レトロスペース坂会館。すごいところだ。
私は滞在先で、骨董市がないかを必ず調べる。運良くその街で開催されている場合は足を運ぶ。今回も、たまたま札幌で年1回開催されている骨董市を発見し、その近くのエリアに何か面白そうな場所がないかを探したところ、この場所が引っかかった。
尾道にはロダンもあるし、ひめじやなど、個人コレクションが面白い私設博物館は全国にある。しかし、レトロスペース坂会館、かなり面白かった。まさに驚異の部屋。
ビスケット会社がやっている。ビスケットを買いに来たお客さんが、ついでに見て楽しんでいってくれたら・・・という思いで設立したそうだ。なので入場無料。
入ってすぐに緊縛リカちゃんとか、セクシーなオブジェも多々あるのに、けして下品にならないインスタレーション。迷路のような空間にぎっしりのコレクション。
カオスなのに整然と。整然としているのにカオス。くらくらしてくる。
戦争関連のものがあるのが、風雲文庫を思いだした。
ジンギスカン鍋が在るのが北海道ならでは?
ボランティアさん。コレクションは売らないけれど、
ボランティアさんの手作りのものは置いて売ってもいいみたい。
手にしているのはかわいい手袋。
目が詰まっていて温かく、丁寧に編まれたのがわかる。デザインも可愛い。
「毛糸代と、ここに来るバス代になればいいと思って・・・」と作者のボランティアさん。
ほんとにびっくりするお値段でステキな手袋をお二つ頂いた。
大切に使わせていただきます。
いろいろお話ししてくださった。
写真撮影と掲載のお願いにも快く応じてくださって。
時々コレクションの入れ替えもおこなうそう。きっとまた、行ってしまうんだろうなぁ。
とてもいいところでした。ありがとうございました。
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